Laboratories
水や空気を伝わる波、そして宇宙空間を伝わるプラズマの波動ーそれはソリトン理論という最新の数学を用いて解析することが出来ますが、その様子はまだ完全には解明されていません。そして、このソリトン理論や流体力学とも深い関係があるセルオートマトンという手法を用いると、車や人の流れを空気の流れと同じように調べることができます。高速道路での渋滞や通勤通学時の混雑は嫌ですよね。本研究室では、セルオートマトンを用いたシミュレーションや理論的な解析、そして実際の車や人による実験を行って、渋滞や混雑の解消方法の研究に取り組んでいます。
超音速(ちょうおんそく、音速以上の高速流のこと)や極超音速(ごくちょうおんそく、マッハ5以上)で航行する超音速・極超音速旅客機では、衝撃波と呼ばれる現象が生じます。 衝撃波が発生すると、ソニックブームと呼ばれる大きな騒音や、大きな空気抵抗が生じます。 また極超音速旅客機では、機体が非常に高温となる、空力加熱と呼ばれる大きな熱の対策が重要です。 将来の超音速・極超音速輸送の実現のためには、衝撃波などの空気の流れの現象をよく理解し、航空機設計に役立てていくことが必要です。 本研究室では、スーパーコンピュータなどを駆使したシミュレーションによって、超音速・極超音速の空気力学について研究を進めています。
JAXA相模原キャンパスの小川研究室では、大学院生として宇宙用熱制御技術の研究が可能です。過酷な温度環境から探査機を守りミッションを成功に導く重要な技術であり、基礎的な熱流体研究から次世代熱輸送デバイス開発、熱システム設計まで、幅広いテーマから興味に合わせて自由に選択できます。「はやぶさ」や「SLIM」など歴史的ミッションを生み出してきた最先端の現場で、一緒に宇宙科学を切り拓く研究に挑戦しませんか?